5人これから

こんな子育て、こんな家族がありますという話。

シンガポール旅行~人の親切が嬉しい~

シンガポールチャンギ空港、はじめての場所。

英語が堪能なわけでもなく、ひどい方向音痴。

タクシーは、それほど高くないのに、

公共交通機関の下調べをしていたし、行けそうな気がして頑張っちゃいました。

最後まで完遂したくなる血が騒ぐかんじ

幸いここに着くまでのハプニングで、さらに菩薩化している夫は主張が薄い。

行きあたりばったりのわたしを後押しもしてくれました。

「MRT(地下鉄)でいいよ」って。

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妻は小心者、追いつめられると急に大胆になる…中間がない?

下調べで、6ドル以上の料金のチケットを買うとき以外は10ドル札使えないって分かっていたのに、切符の自動券売機に10ドル札を何度も投入し、入らないのに入れようと試し続けていました。

後で分かったのですが、使えるお金が画面に絵で表示されていました。

分かりやすかったんですね。

実は、チャンギ空港シンガポールドルに両替するとき、気後れして細かいお札がほしいって言えなかったのです

「細かい」って英語でなんていうんだろ?

と考えていて、でてきた言葉は

「MRTに乗るんです、それで10ドルじゃ入らない」・・・って説明が終る前に、違う種類の(EZ-linkカードかな?)カードを勧められました。

えー? それ勧めるの? そんな使わないでしょ

と、内言湧いてきて、動揺!

断るので精一杯

集中力ありと捉えるか、切り替えのできなさと捉えるか

入らないお金を何度も入れようとするところがわたしらしい。

無駄に何度もやるんです。

例えば、ダウンロードがうまくいかないのに何度も同じやり方を続けたり、

探し物がみつからないとき同じところを何度も探し続けたり、

うまくいかなくても同じやり方を繰り返してしまいます。

こういうところは、夫よりわたしのほうが格段にしつこい!

何度もやってしまう理由はたぶん ↓

  • いま自分が正しく行ったという自信がない
  • 自分の行動をモニターできていない
  • これでよいと思い込み、他の選択肢が見えなくなる
  • 上手くいかない状況をすぐに認めることができない
  • 一度、入れるモードになると簡単に頭が切り替わらない

のどになにかがつっかえたような気分になるので、数日間追い続けることもあります。

ここ数年は、ある程度の時間を決めてこの時間になったら一旦やめるってことにしています。

そのうちに、ふと間違いに気付いてうまくいくことや、まぐれや、ひらめきに救われることもあって。

その達成感いいんです。

きっとだれにでもありますよね。

  • その頻度と捉われる程度がどうか。
  • そのことで生活に支障がでているか。
  • 強迫的(やめたほうがよいとわかっていて、やめられない深さ)か。

…ってことですよね。

今、仕事がないので、けっこう自由に捉われていられます。

これ、ASD傾向だからなのか、わたしだからなのか。気が済むのでよいけれど、2時間とかご飯支度するまで5時間とか追い続けると、また無駄な時間使っちゃったなって。

そして、その後どっぷり疲れがでます。

これをプラス志向で見ると集中力あり

マイナス思考で見ると切り替えのできなさ。 

MRT(地下鉄)スタンダードチケットで乗る(あやしい説明)

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MRT スタンダードチケット

少額紙幣がないときは両替してくれるところに行く

空港で、お金を入れれないので何か方法はないかと来たところを戻ると、改札のあたりに係の人がいる窓口がありました。

そこでお願いしたらあっさり両替してくれました。

特別に両替してもらえたのかと思ったら、そこはそういう場所だったみたい。

小銭、少額紙幣がないときは窓口に行き両替してもらえばいいんですね。

そうして自動券売機に行って買います。

乗換のときは、一度改札を出てから次に乗る路線に行くことが多い

乗換のときは一度改札を出ることが多かったのですが、そのままホーム向えに違う路線の地下鉄が来ていたときもありました。

どうなっているんでしょ。パターンがないってこと?

パターン化して頭の整理をしようとしているわたしの器質に問題ありなの?

残額がありチャージできないとき、気にしないでとにかく改札を通る(笑)

購入して全部使い切ったはずなのに、買おうとすると残額が出て、チャージができないんです。

これじゃぁ乗れないと思って、駅員の方にきくと「通れ」って言うんです。

はぁ? 

通れっていうなら通るけど・・・と目的地まで行きました。

行き先までの金額に足りないはずなのに、着いた駅でも改札通れました。

デポジットが戻ったからだと思うのですが、10セントでは行けない場所なのにどうして行けたのかよくわからないです

「No longer ticket」と表示されたら、新しく買います。

「今度こそスムーズに買える! 小銭もあるし、MRTはもう楽々」と思ったら

チャージできないんです(涙)

画面に 「No longer ticket」って出るんです。

そんな、チケットじゃないって言われてもこれチケット。

磁気がやられた? 

何が違う? 

何度もトライしました。

夫もわたしを信用できないから、あれが悪い? これが悪い? と試そうとします。

わたし、また聞きに行きました。

なんで買えないの?

おじさんは、わたしの言っていること意味不明みたいでした。

めんどうそうにチケットを確認し「6回終ったから使えないよ、そこ捨てて」。

あー、なるほど。

もう6回乗っていたとは。

そこには何枚もチケット入っていたので、わたしと同じように使えないって言ってくる人がいるってことですね。

MRTのチケット購入、一度できたのでもう大丈夫と思ったら、何度も困りました!

ほんと疲れました。

また行ってもまた戸惑うかも。

 

あやしいMRTの説明をさせていただきました。 

シンガポールMRT(地下鉄)何度も席を譲ってもらって

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MRT構内の写真とMRT乗車口の写真。防護柵は天井まであり、到着すると自動ドアが開く。

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トイレ入り口にあるペーパー。ここから取っていき、使用後は個室内の大きなゴミ箱に捨てる。設備はよいが汚れ、濡れ、こぼれがあり、便座に座る気にはなれなかった。



MRTの購入には随分振り回されましたがタクシーを一度も使うことなく、全行程地下鉄と徒歩で移動しました。

構内で掲示してある駅名を確認していると、駅関係者の人に何度も声をかけられ助けられ~

地下鉄に乗ると、ほとんど席を譲ってもらい~

なんてありがたい旅行。

これがおもてなしって感じです。

若い人たちがとても多くて、空いている時間帯のせいもあるかもしれませんが、わたしたちにだけではなく、それぞれとても自然に席を譲り合っていました。

車内は適度な会話があり、しーんと静まり返った車内の日本よりも、わたしには心地よく感じました。

車内の子どもたちはリラックスして座っていて、

実際暮らすといろいろな面があるとは思いますが、通りすがりのわたしには、子どもが子どもとして生きていけるように見えました。

席は夫に譲った

ここで休まないと夫はもたないんじゃないかと。

ひとつしか空いていないときは夫に座ってもらいました。

そうすると、わたしのためにだれかが席を譲ってくれて。

策略じゃないんです、事情が・・・。

でも夫は嫌かもと思って、2日目位に本人に尋ねると、男として嫌だって。

それどころじゃないと思うんですが、確かに嫌ですよね。

無神経だったかな。

でも、わたしにきかれるまで嫌だと言わなかった。

やっぱり苦しいんだろうな。

とはいえ、譲らなくてよいとのお答えなので、それからは夫は無視し、わたしはさっさと座りました。

教会へ礼拝に行ってきました

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午前と午後2回の集会。ここでもとても親切にしてもらいました。

スマホの地図アプリを使えば迷うことはなかったのですが、契約料を節約したので外出すると手持ちの地図が頼りです。

バス停で待っている人に道をきき、反対方向を教えられたようです。

着いたと思ったけれどないんです。

再度、通りがかりの人に道を尋ねると、タクシーのほうがよいと言い、タクシーを停めてくれ、運転手に行き先を説明してくれました。

運転手にわからないからと断られましたが、その後もあり得ないほど親切にしてもらいました

そして降りた駅に戻り、もう一度地図を見た夫があっちじゃない? と言い、それに従うとすぐ着いたという。

さすがです。

頼るべきところは夫だったんですね。

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左はホテルのコンセントを撮りました。百均で購入した細いのが入らないと諦めたら、夫が「グイッと入れればいい」って! 使えました。右の写真は市内のオーチャード通り。


観光したのは二日間、内容は省略しますが、

長時間歩き回らなくてよいよう行き先を絞り、

疲れそうなときは早く切り上げホテルで休むようにしました。

最終日は早々に空港へ行き、のんびりしていました。

写真で見ていたジュエルも通りがかりに行くことができ大満足です。

巨大な強化ガラスの中を水が落ちてきてまたのぼる。

すぐそばをターミナル間を走るスカイトレインが通っていく~

人の作り出すものでこんな感動できるもの初めてです。

一方、地震の多い日本では作れないしメンテナンス大変そう、とか現実的な思いも。

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左はチャンギ空港ターミナル内、右はチャンギ空港にあるジュエル

 

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右はカヤトースト、空港で最後に食べることができました。左は生春巻き、注文が決まらないわたしたちに味を伝えようとしてくれたスタッフがいました。



夫の一言で、アーリーチェックインに気付き、ゆっくり免税店を見て回ることができました。

空港でも、いろいろな人に質問しまくり、

そしてこの旅行中、わたしたちもいろいろな人に質問されました。

皆もたくさん分からないことがあって、どんどん聞いているって気付きました。

 

帰りの夫は、言葉なしでもいいタイミングで人助けしていました

➔バックの置き忘れを教えたり、手荷物検査では荷物を入れるかごをとってあげるなど、細やかによく気付き動いていました。

性分ですね。

航空券はもう落としません。

大人のADHDASD、落ち着いていれば大丈夫です。

二人で助け合い、想像以上の楽しい旅行になりました。

そして、人の親切がほんとに身に染みました。

病気持ちの海外旅行保険

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もう行くことはないと思うけれど、何が起るかわからないのでパスポートは10年にしたんです。

個人旅行はよい経験になったけれど、今度行くならパック旅行かな。

肝心な診察結果、今後に向けてはまた追々。